おきなわ郷土村 おもろ植物園
穀物を貯蔵する倉には、いわゆる高倉と波照間島にみられた高床倉および地倉の3つがあげられます。高倉は、床を思いきり上げ通風をよくし、湿気を防ぎ、また柱の上部に「ねずみ返し」の板をはめこむなど、穀物の保存に工夫がなされています。柱は円形で、建物の大きさによって4本、6本、9本などとし、その上に床をつくり、寄棟の屋根をかけてあり、屋根は茅葺または竹葺です。