霧雨が頬を撫でる気持ちの良い明け方だったが、日の出とともに青空も現れた。
でも魚は現れず、今朝も釣果はゼロ・・。
天気が良いので公園内を道草しながら歩いて出勤。
海岸遊歩道を歩いていると、なんと、目の前の海には、知人の船が浮いているではないか!釣りキチたち3人が、朝っぱらから、楽しそうに釣りをしている。
「おのれー! 近ければ石でも放り込んでやるところだがー」と大人げない独り言、、。
気を取り直して、穏やかな心持で、緑の中を歩いて行くと、
↑ 月桃の花が、今にも咲かんとするところ。月桃は沖縄では「サンニン」と呼ばれて、寒い時期にこの葉で包んだお餅(ムーチー)を食べる。
海洋博公園でもムーチー作り体験を行い、大人気。独特の香りはアロマオイルにもなるそうな。そう言えば、公園オリジナルの月桃ゼリーも、いい香りがしたっけ。
葉っぱにくるんで蒸すのは、南太平洋の方では定番のよう。
海洋文化館の映像コンテンツには、動物や豚、パンの木など様々なものが美味しそうに、バナナの葉っぱにくるんで石焼蒸しにされて食べられているのが見られる。
子どもの頃は、梅雨時でも傘をさして長靴を履いて遊びまわったもの。そんなときの遊び相手は
↑ これ、でんでんむし。ツノ出せ、ヤリ出せ、頭出せ~♪ 見回すと、けっこうたくさんいる。
カンカン照りになる前に避難するかな?
↑ 完全に晴天になって、伊江島もくっきり。クローバーの花にはセイヨウミツバチがたくさん来て、朝から蜜集めに励んでいる。
夏だね、こりゃ。
事務所で一仕事して、園内に出ると、駐車場もレンタカーが。今日来園した方は、ラッキーだね!
梅雨を覚悟だったのだろうに?
↑ このレンタカーの「初心者マーク」。実は、海外からのお客様。
中国も台湾も韓国も車は右側通行なので「慣れない運転」のため、レンタカー会社が貼付を勧めているらしい。
慣れない国で運転しているので、周りも暖かく、注意深く配慮が必要、と言う訳。
かつて沖縄県では、車が右側通行から左側通行にチェンジしたのをご存じだろうか?
1978年7月30日だから「ナナサンマル」。前夜の22時から朝までかかって、左側通行に変更されたのだけど、いや、大変な出来事だった。
事務所のスタッフに「ナナサンマル」って知っているか?と聞いても、ほとんど「まだ生まれてませーんでした!」と。
翌朝、出勤時に交差点を曲がると普通に右側を走っていたり、正面から車がつっ込んで来たり。それが暫く続いたのを知っていれば、50代のあかし。
若い方でも、海外旅行で運転の経験があれば、その気持ちが分かるはず。
と言う訳で、初心者マークのレンタカーには「オ・モ・イ・ヤ・リ」のきもちで。
今日は傘より日傘がオススメ。
kam