沖縄の民家・貫木(ぬきぎ)屋【ヌチジヤー】
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沖縄の民家のつくりは、大きくわけて穴屋【アナヤー】と呼ばれる掘っ立て小屋と、貫木屋【ヌチジヤー】と呼ばれる木造建築があります。地頭代の家は、貫木屋【ヌチジヤー】形式の本瓦葺建築です。
礎石の上に柱を建て、足固め(床下の柱の間に取り付けた横木)や貫(柱を貫通させ楔で固めた横木)、桁(柱の上に棟の方向に渡して支える横木)を、柄や楔、栓等で固めた構造とします。
座敷の外側90㎝~1.2mの位置に雨端【アマハジ】柱を建てて軒を深くし、台風などの風雨に備えています。
床高を高くすることによって、高温多湿の悪条件にありながら、建物外回りの腰下部材の腐食防止ができ、維持管理にも効果をもたらしています。
礎石の上に柱を建て、足固め(床下の柱の間に取り付けた横木)や貫(柱を貫通させ楔で固めた横木)、桁(柱の上に棟の方向に渡して支える横木)を、柄や楔、栓等で固めた構造とします。
座敷の外側90㎝~1.2mの位置に雨端【アマハジ】柱を建てて軒を深くし、台風などの風雨に備えています。
床高を高くすることによって、高温多湿の悪条件にありながら、建物外回りの腰下部材の腐食防止ができ、維持管理にも効果をもたらしています。