奄美(あまみ)の建築(けんちく)

奄美(あまみ)地方の建築(けんちく)的な特徴(とくちょう)は、束石の上に乗せただけの柱が、(ゆか)下の水平材(根太(ねだ)足固(あしがた)め)を貫通(かんつう)して、屋根を(ささ)える(はり)まで()びるヒキモンという構造(こうぞう)です。ヒキモン構造(こうぞう)は、根太(ねだ)(はり)などを大きな材で横向き(平使い)にし、柱と()い合わせるように強固に組みます。足固(あしかた)めは外周の柱を屋内側から組み合わせる仕掛(しか)け(仕口(しぐち))で、木材の切り出し方に無駄(むだ)がありません。
(ゆか)下をご(らん)ください。台風に飛ばされてもすぐに建て起す工夫がなされています。