閉園時間を過ぎ静まりかえった首里城で、夜な夜な繰り返される何やらあやしい儀式…
いえいえ、あやしい儀式などではございません。
これは、「百人御物参」という歴史再現イベントのリハーサル。
「百人御物参」←これ、読めますか?
読めるという方、琉球の歴史の達人か、かなりの首里城好きですね!
これは、「ももそおものまいり」という儀式の名前。
ひらがなで書いても噛みそうです。
琉球の時代には、神さまへ祈りを捧げる役目を担っていた女性たちがいました(「神女(しんじょ)」と言います)。
神女たちは、首里城内外の聖なる場所(御嶽(うたき))を廻って、国家の安泰を一心に祈ります。
「百人御物参」は、そんな神女たちの祭祀世界を再現した催しです。
今年で2回目となる「百人御物参(ももそおものまいり)」。
今週末、1月24日(土)、25日(日)の開催です。
琉球の女性たちによる祈りの世界をご覧ください。