こんにちは。梅雨入りし、涼しくなっていますね。雨降りのグレーな空の下でも、首里城正殿は「ここにいるよ」と静かに赤い色で主張しているようです。
さて、2016年は私共、一般財団法人 沖縄美ら島財団が設立されて40周年を迎えます。その記念事業の一つとして、5月22日(日)14時から、沖縄県立博物館・美術館において「首里城建造物の漆塗装に関するシンポジウム」を開催いたします。(※入場無料)
琉球王国時代の失われた漆塗装技術に関する最新の調査研究の一端をご紹介いたします。
講師は、首里城正殿の復元から深く関わっていらしたそうそうたる先生方です。
高良倉吉氏(琉球大学名誉教授)
安里進氏(前沖縄県立博物館・美術館館長)
室瀬和美氏(国指定重要無形文化財保持者・蒔絵)
この機会に、ぜひ琉球王国時代の漆塗装や琉球漆器、首里城の修理についての理解を深めて下さいね。
「首里城建造物の漆塗装に関するシンポジウム」のチラシはこちら