こんにちは。カミマヤァーです☆
梅雨もあけ、すっかり真夏の沖縄です。
さて、6月21日は、「夏至(げし)」です。一年で一番昼の時間が長い日なんだニャ♪ それで今日は、首里城公園にある日時計「日影台(にちえいだい)」を観察してきたよ。
ちょっとその前に、昔のお話するニャン♪
琉球王国時代、首里城には「漏刻門(ろうこくもん)」という門に設置した水時計で時間を計って、時刻を知らせていたんだって。
1739年には「日影台」を設置して、より正確な時刻を計ることにして、1879年の廃藩置県まで使われていたんだって!
沖縄は、日本の標準時の基準となる兵庫県「明石(あかし)」の天文台より、西側にあるでしょう。だから、太陽の「南中(なんちゅう)時刻」(太陽が一番てっぺんに来る時刻。正午)は、日本の標準時よりも、だいたい27分くらいズレがあるんだよ。
この画像は、ちょうど12:00頃の日影台の様子だよ。
ほら、日影台に付いている長い棒の影が、うっすらと「午」の文字の近くに来ているでしょう。(※普通の時計の文字盤に例えたら、“6”の手前)
ちょうど南中の時刻の時は、雲が流れてきて、太陽の日差しも弱くなって、影がはっきりと出なかったんだ。それで、とうとう影を見ることができなかったんだ。一緒に観察してくれていたお客様も残念そうだったニャ(×_×)
天気が良ければ、ここ4,5日ぐらい、日影台では12時27分頃には、ちょうど文字盤の「午」のところに、影が指し示すのが見れられるニャン♪
今週の土曜日・日曜日には、ぜひ首里城公園の日影台の南中時刻を観察してみてニャ♪
もしかすると琉球王国時代の時間感覚を味わえるかも☆☆
↓ちなみに、下の画像は、2012年12月21日「冬至」の南中時刻の日影台の様子だよ。ちょうど影が“午”の刻を指しているニャン☆