お正月気分も抜けて、仕事モードに切り替わった頃でしょうか。
今回は、首里城公園友の会の活動の一つである“イヌマキ育樹祭”を紹介します。
イヌマキ??は、沖縄では“チャーギ”と言って、湿気やシロアリに強いので建築用材に使われたり、
枝葉はお仏壇の花生けにも使われたり、赤くなった実は食べることも出来る優れものなんですよ。
手入れを待つイヌマキ達
もちろん、首里城の正殿にも使われています。
首里城復元の際の材料の木は、九州産などが使われましたが、将来予想される首里城の修復には、
沖縄で育ったイヌマキを使って欲しいとの願いから、国頭村の辺野喜ダム近くにイヌマキを植樹しました。
そのイヌマキを手入れするイベントが「イヌマキ育樹祭」です。
夏と冬に首里城公園友の会の会員さんとその家族などで手入れに行っています。
小型バス4台ほどを連ねて、まさにそれは小学校の時の遠足の気分ですよ。
その本番の前に、「下見」と称して、首里城から国頭村(現場)までのルート、
トイレ休憩の場所、作業内容、時間配分などを確認するのが下見の大きな仕事です。
先日、本番を前に関係者で下見に行ってきました。
皆さんが気持ちよく作業ができるように現場周辺をきれいにし、植樹記念の石碑もきれいにして。
現場入り口付近の掃除
植樹記念の石碑も化粧直し
あとは1月28日開催の本番を待つばかりです。
次は、本番の様子をご紹介しますね。
興味を持たれた方は、ぜひ一度参加してみて下さい。
Tomokai