ホーム > 学習用コンテンツ > 首里城を中心とした歴史・文化・まち > 第32軍司令部壕跡
1944年3月、南西諸島の防御を目的に第32軍が創設され、同年12月にはじめられた司令部壕の構築には、沖縄師範学校など多くの学徒や地域住民が動員されました。
1945年3月、空襲が激しくなると第32軍司令部は地下壕へ移動し、米軍との決戦にそなえました。同年5月、日本軍司令部は南部への撤退を決定し、壕の主要部分と坑口は破壊されました。
現在、その歴史的事実を次世代に継承するため、壕の保存・公開に向け、検討委員会において議論が進められています。
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