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琉球漆工芸の起源は定かではありませんが、14世紀には確立していたといわれています。琉球漆器は、琉球王国の重要な物産であり、輸出品でもありました。また中国への進貢品として、あるいは将軍家への献上品として琉球国を代表する美術工芸品で、唯一王府の手厚い保護のもと「貝摺奉行所(かいずりぶぎょうしょ)」で製作されました。資源の乏しい島で多量に採れる夜光貝を加工した螺鈿漆器は技を極め漆器を芸術の域に昇格させました。
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