はいさい!
7月に入り一段と暑くなってきましたが、みなさんいかがお過ごしですか?
本土も続々梅雨明けしていますが、沖縄はまさに夏真っ盛りです!
毎日ジリジリと日差しが強いですが、女性のみなさんは紫外線対策が欠かせないようですね。
さて、ここ数年、男性用の日傘がテレビで取り上げらるなど、一時ブームになりかけたようですが、
沖縄ではまだまだ浸透しておらず、男性が日傘を差して歩いているのは少ないようです。
しかし、古く琉球王国時代は、男性も日常的に日傘を使用していたようなんです!
上の画像は、1853年の琉球王国時代にペリーが来琉した際、
琉球各地を調査した場面を表した石版画の1枚です。
絵を描いたのはウィルヘルム・ハイネというペリーに随行していたドイツ人画家。
各地でたくさんの絵を描いており、当時の琉球の風俗を知る上で貴重な資料です。
そこには、確かに男性が傘を差していますね。
この絵のほかに、牧港や中城の様子を描いた絵の中にも、
男性が傘を差している様子が描かれています。
すべての人が傘を差しているわけではないので、雨でもなさそうです。
それからすると、当時、士族の男性たちが日常的に日傘を使用していたことがわかりますね。
車のない時代、徒歩での移動では、男女問わず必需品だったのかもしれませんね。
これから沖縄へお越しの方は、日中の日差しはとても強いので、
日傘や帽子、日焼けクリームを塗るなどしっかり対策してくださいね。
熱中症にもご注意を!
首里城公園は、7月から開園時間が夏時間に変りました!
チケットの最終締切りが19時30分、有料区域の見学が20時まで可能です。
昼間の暑い時間帯を避け、西のアザナから見る夕暮れや、
ライトアップされた夜の首里城もおススメですよ!
皆様のお越しをお待ちしております!
tomo