おきなわ郷土村 おもろ植物園
てし
概要
おもろ名 | てし |
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和名 | モモタマナ(コバテイシ) |
科名 | シクンシ科 |
方言名 | クファディーサー・クバデーサ・ンーマーギー |
園内の位置
植物特性
モモタマナはアフリカ、アジアの熱帯地方から琉球列島まで、主に海岸林に分布する熱帯の落葉高木である。葉が大きく倒卵形で、枝先に集まって付く。枝が水平に広くひろがるので樹形が美しく、秋から冬期にかけ葉が落葉前に赤く紅葉する。花は小型で白く、4~7月にけて穂状に咲き、上方に雄花、その下方に雌花の両生花をつける。果実は楕円形で9~12月に淡黄色に熟する。コウモリが好んで食する。果実はコルク層に被われているため、海流にのり各地の浜辺に伝搬される。
利用
【樹木】 : 公園樹、街路樹、墓地の植栽。
【葉】 : 染料。
【材】 : 家具材、造船材、建築材。
見頃カレンダー
おもろさうし 第七巻三八四 てし
歌の意味
国王様が
植え差した松並木は
十百年、十百歳まで末永くあれと祈らう
国王様が
立て差したクバ並木は
国王様が
立て差したコバテイシ並木は
(千年も末永くあれと祈らん)