おきなわ郷土村 おもろ植物園

いくさ

概要

おもろ名 いくさ
和名
科名 イグサ科
方言名 ビーグ・オートゥージン

園内の位置

植物特性

イは北半球の温帯地域が原産地といわれ、東南アジア、北米および日本各地の湿地に自生し、日本、中国、韓国では水田に栽培される。日本でイ栽培が普及したのは、一般庶民の生活に畳が使われ始めた江戸時代以降といわれている。地下茎は横に伸び、高さ25~70センチメートルほどの茎を叢生する。花は茎の先端に大きさ2ミリメートル程度の花序が密に集合し小穂となる。茎の断面は円筒形で、三角柱形をしているシチトウイとは容易に区別することができる。

利用

【稈】 : 畳表、蓙、花筵、買物籠、編笠、草履、灯心
【葉・稈・根】 : 解熱・むくみ・胃病等に薬用として利用
【香り】 : リラックス作用、抗菌効果

見頃カレンダー

おもろさうし 第一巻一二  いくさ

歌の意味
名高い当山に
大君(神女)の霊力をやり給え
鳴り響く当山に
せしるまし(地名)の藤づるもどきに
島尻の藺草に