おきなわ郷土村 おもろ植物園

あかき

概要

おもろ名 あかき
和名 アカギ
科名 トウダイグサ科
方言名 アカギ・アカン・アカツギ

園内の位置

植物特性

アカギは主に山地および低地の石灰岩地域に生える樹高25メートル以上に育つ常緑高木であり、適潤で肥えた土壌を好む。沖縄群島、先島群島に生育し、台湾、中国南部~インド、マレーシア、ポリネシア、オーストラリアに分布する。和名は樹皮や材が赤みがかった褐色であることに由来する。2~5月頃に帯緑色の小さな花を咲かせる。沖縄県那覇市首里金城町の内金城御嶽境内には、国指定天然記念物の推定樹齢200~300年になる大アカギが生育している。

利用

【材】 : 建築材、家具材、豚の飯器、槝臼、農機具
【樹皮】 : 褐色染料 
【葉】 : 酒石酸
【樹木】 : 街路樹、公園樹、防風林、水源林

見頃カレンダー

おもろさうし 第一三巻八二二 あかき

歌の意味
東方の大主(太陽)が上がってくる
その大主(太陽)の前に
アカギ、ユスギの花が
真白に、真赤に咲いているから
それを取って折り差して
(かざしたいものだ)
(後略)